江戸時代から巡礼道として使われてきた「瓶割峠(かめわりとうげ)」 。
その歴史ある「道」は、時代を経て、徐々に風化していきます。しかし一歩山に踏み入ると、そこにはまだ里山風景が色濃く残り、豊かな植生・明るく緩やかな山道が丹波市国領地区と丹波篠山市大山地区をしっかりと繋いでいます。
この魅力溢れる古道を、両地区が互いに連携する機運を高め、地元主体で再興し、維持することが、このプロジェクトの理念です。
平成23年(2011)5月
「古道再興」の可能性を踏査。実施結果を踏まえ、国領地区、大山地区に整備を企画提案
平成24年(2012)8月
「瓶割峠(かめわりとうげ)」の国領側整備(通り抜け整備・峠道整備) 主催:国領地区元気な地域づくり委員会 連携:NPO法人日本森林ボランティア協会
2012年8月30日丹波新聞掲載記事「瓶割峠の山道再興 春日町国領と篠山を結ぶ古道」
平成23年(2011)5月
「古道再興」の可能性を踏査。実施結果を踏まえ、国領地区、大山地区に整備を企画提案
平成24年(2012)8月
「瓶割峠(かめわりとうげ)」の国領側整備(通り抜け整備・峠道整備) 主催:国領地区元気な地域づくり委員会 連携:NPO法人日本森林ボランティア協会
2012年8月30日丹波新聞掲載記事「瓶割峠の山道再興 春日町国領と篠山を結ぶ古道」
令和5年(2023)1月・5月
YAMAP踏査実施
令和5年(2023)4月
国領地区で山菜イベント実施
2023年4月20日丹波新聞掲載記事「整備の『瓶割峠』散策」
NPO法人日本森林ボランティア協会等の協力を得て、危険樹木や倒木の撤去、急坂ステップの設置等、峠道の整備を行っています。
2024年1月NPO法人日本森林ボランティア協会による「太師堂跡」周辺の不要・危険樹木の除去作業。
瓶割峠には、江戸時代からの古道と、明治26年に敷設した新道があります。
丹波側の古道 … 自然林の明るい道。変化に飛んで面白い。 峠道の大きな整備は完了。今後、要所要所で見晴らしを良くする為、間伐などを行なっていく 予定。
丹波側の新道 … 自然災害で崩壊し、消滅。
大山側の古道 … 谷筋で大きな整備が必要だが、何度か沢を渡って歩くコースが面白い。 2024年以降、大山側の古道整備について打ち合わせ予定。
大山側の新道… 谷筋で、綺麗な植林の道。 峠道は問題なく歩ける状態。倒木の処理は必要。
峠の両麓の町が協力して峠道の整備をし、四季を感じながら気軽に遊び・学べる里山を育てること、 地域内外から人を呼び込み交流を広げ、里山としての活用と、両地区をつなぐ遊歩道としての活用をしていく。 また、その後の保全活動も地域主体で行い、このかけがえのない里山を次世代に繋いでいくことが、プロジェクトのゴールです。
<瓶割峠プロジェクト推進連絡会>
世話人:
東明彦(国領自治会長)
伊勢隆雄(一般財団法人大山振興会理事長)
上田正三(本上田邸当主)
事務局:
事務局長 渡辺顕(ワタナベ・カンパニー)
幹事 中辻郁美(滝好き登山ガイド)
協賛団体:
丹波の里山づくり促進事業実行委員会
NPO法人日本森林ボランティア協会
国領地区自治協議会
国領自治会
<瓶割峠公式ウエブサイト 製作チーム>
ディレクション:上田 正三
デザイン・撮影・構築:渡辺 顕(ワタナベ・カンパニー)
ライティング:中辻 郁美(滝好き登山ガイド)
イラストレーション:渡辺トモコ
ロゴ:荻野丹雪